「知りたかった」をいま学ぶ

学生時代は学ぶ気も起きなかったが、今なら「知りたい」と思えるあれこれを紐解きます。

ENGRISH(イングッシュ)とは日本人が生み出す、ネイティブから見て奇妙に感じられる英語表現と言われる。まずはそれでも良い。恥を捨てて、ニガテな英語を中心に数学や物理化学など、学生時代に学び漏れたあれこれの理解に挑みます。

英語で「無理しないでね」はこう言う

「無理しないでね」を英語で

【今回の教材:要点】

▼表現パターン

 (1) Don't work too hard(頑張りすぎないでね)※一番よく使われる。

 (2) Don't wear yourself out(自分をすり減らしてまで頑張らないでね)※wear out = すり減らす

 (3) Take it easy(それじゃ無理しないようにね)※別れる時の挨拶に使われる。

 (4) Get some rest(ちゃんと休み(休養)もとってね)※オーバーワーク気味の人へ。

▼フィードバック

日本語で言えばいかにも簡単な表現なのだが、いざ英語で「無理しないで」を言いたい場面に出くわすと「You don't need to try hard so much...」という直訳を絞り出すのが精一杯で、『体調を気遣っている』という真意を上手く伝えられなかった。"Take it easy" という表現も知らないわけではなかったが、どこか他人事というか、心から心配している印象を持てなかったために使用を躊躇ってきた部分もある。

 

英語圏では「頑張れ」よりも「無理しないでね」の方がよく使われるということであるので、基本的には "Don't work too hard" をメインに "Get some rest" を併せて使っていきたいと思う(おそらく "Don't wear yourself out" はパッとは出てこないだろう。少なくとも慣れないうちは)。

f:id:space_c:20150813140905j:plain